ラミネートべニア
に関するQ&A

ラミネートベニアはどのような歯の悩みに効果がありますか?

ホワイトニングで改善が難しい変色を引き起こしている歯(無髄歯や失活歯)、歯の形や隙間、軽度な歯並びの乱れに有効です。
また、短期間で自然な美しい歯を目指したい方にもおすすめです。

ラミネートベニアの耐久年数はどのくらいですか?割れたり剥がれたりすることはありますか?

適切なケアと定期的なメンテナンスを行えば10年〜20年ほど持ちますが、強い衝撃や歯ぎしり、食いしばりなどで割れることがあります。
事前に医師に相談することで、ナイトガードの使用が推奨されることもあります。

ラミネートベニア治療では歯を削りますか?削る場合、どのくらい削りますか?

一般的には自然歯との接着を強化し、厚みを抑えるため歯の表面をわずかに削ることが多いです。削る量は0.3〜0.8mm程度です。

ラミネートベニアの治療は痛みがありますか?

ラミネートべニアは歯の表面のエナメル質を薄く削るだけの治療なため、一般的に痛みはほとんど発生しません。そのため、基本的には麻酔を使わず施術することができます。
ただし、治療後数日間は冷たいものがしみやすくなる場合があります。
徐々に回復していきますが、長期間続く場合は医師に相談することをおすすめします。

ラミネートベニアの治療期間はどれくらいですか?

おおよそ2週間〜1か月程度(2〜3回の通院)で治療が完了します。
カウンセリングの回数や、患者の歯の状態、要望などによって前後します。

ラミネートベニアの費用はどのくらいですか?

1本あたり5〜15万円程度が目安です。ラミネートベニアは自費診療に該当するため、歯科医院によって費用設定が異なります。そのため、複数の医院で比較検討することをおすすめします。

ラミネートベニアは保険適用になりますか?

ラミネートべニアは自由診療による治療になるため、原則として保険適用外です。

ラミネートベニアは医療費控除の対象になりますか?

ラミネートべニアは審美目的の治療になるため、医療費控除の対象にはなりません。
ただし、歯の機能回復を目的とした治療と判断された場合は、医療費控除の対象になる可能性があります。

ラミネートベニア治療後に注意することはありますか?

強い衝撃を避け、歯ぎしりや食いしばりに注意が必要です。また、硬い食べ物も破損や剥離を引き起こす可能性があるため、控えるか頻度を減らすなどの工夫をしましょう。
そのほか、ラミネートベニアを長持ちさせるために、定期的な歯科検診を受けることも大切です。

ラミネートベニアは、どのような歯並びの乱れにも適応できますか?

すきっ歯やわずかな歯のねじれなど、軽度な歯並びの乱れには適していますが、歯列全体がガタガタの叢生や上下の噛み合わせに大きなズレがある場合などの、重度な歯並びの乱れには不向きです。
ラミネートベニアが適応できるかはお口の状態によって異なります。気になる場合は、医院に相談してみるのも一つの方法です。

審美歯科ネットプラス編集部

この記事の執筆者

審美歯科ネットプラス編集部

審美歯科ネットプラス編集部は、メディカルネットが運営する審美治療に特化した情報サイト「審美歯科ネットプラス」で日々配信を行っています。

保有資格について

審美歯科ネットプラス編集部には、歯科医師・歯科衛生士が在籍しております。